こんにちは。
2022年2月17日発売のモーニングより、そのモガリは熱を知らない【30話】「もう一つの」を読みました。
29話では、
身元不明の男児遺体が発見されました。解剖の結果、分かったことは大体の年齢と死因、そして被虐待児であるということ。
未だ身元が分からず捜査を進めることが出来ない中、ランは身元を割り出すためにある方法を提案します。
それでは、この記事では、そのモガリは熱を知らない【30話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
そのモガリは熱を知らない30話ネタバレあらすじ
南の同期の心臓外科医に頼みこみ、ランは死体の頭蓋骨を3Dプリンターで再構築しました。
スーパーインポーズ法は白骨遺体と画像から本人鑑別するための方法。しかし今回は既に顔が分かっていることから、ランは死体と作り物の頭蓋骨を照合するいわば逆インポーズ法で頭蓋骨を作り出そうと思ったのです。
ランは頭蓋骨に肉付けしていき、それらしい顔を作り出しました。遺体とは全然違う健康的な顔が出来上がりました。
これが正しいかは分かりませんが、この顔写真で捜査を行ってもらいます。
南は自分たちでも探そうと言います。
しかし写真を見せても中々知っている人は見つかりません。
すると突然近寄って来た1人のホームレス男性が、1年ほど前によく見た子に似ていると言いました。
男性はこの男児が若い母親と女の子と3人でいた、と供述します。
南たちが焦った時、堂島から当たりが着いたとの連絡があります。そしてすぐに男児の家と思われるアパートに向かいました。
扉は開いており、閉じ込められていた形跡があります。
そして中には布団に横たわる女の子がいました。
南が絶望するとすぐにランが生きていることを確認します。
すぐに救急車が呼ばれ、南は経緯に気が付きました。
公園の向こう側にある、美術館。入り口には警備員がおり男児はその警備員が警察官に見えていたのだと思われます。
衰弱した体で助けを求めるために向かった美術館。しかし夜であったため誰もおらず、そのまま公園で力尽きたのです。
警察は街で母親を発見し、アパートまで連れて来て確認をさせます。
その時南は子どもを置き去りにしたことを責めますが、母親は1人いきているのだからいいだろうと全く反省していませんでした。
そのモガリは熱を知らない30話感想
近年よく耳にする虐待事件に近い内容だったからこそ、近くでも同じようなことがあるのではないかと思ってしまいました。
今回の場合は子どもが自力で家を出て助けを求めようとした先で力尽きてしまいましたが、助けを求められないこともあるし、逆に助かることもあります。
様々な結果が待ち受ける中で、もっと早く気付けるように出来る体制を作ることが必要不可欠だと感じました。
しかし今回は子どもが死んでしまったことに対して全く反省していない母親の態度に、気分が悪くなりました。
そのモガリは熱を知らない31話考察予想
男児の遺体については身元も判明し、もう1人いた女児も助けることが出来たので事件はこれで終わります。
しかし男児が死んでしまったことに対する母親の態度から、南が感じたことは今後にも続いて行くでしょう。
死との関りが避けられないどころか、死に積極的に向き合うこの仕事をしていくとどうしても生きている人の悪意を感じることも増えてきます。
南はそのことに対し何を感じ、これからどうしていこうと考えているのかが徐々に語られていくでしょう。
まとめ
この記事では、そのモガリは熱を知らない【30話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。