2024年6月13日発売のモーニングより、平和の国の島崎へ【68話】「DEAR SHIMAZAKI AND HIS TERRIBLE DRIP COFFEE」を読みました。
前話の67話では、
コロニーと公安の山本たちの間で密かに計画されていた作戦により、LELを罠にハメ無事に緒方がコロニーに戻ってこられました。
険悪だったコロニーと公安が手を取りあえたのは島崎のおかげ。実は島崎、ピリピリした現状を打破すべくルパソに寮長と山本を呼び出していたのです。
それでは、この記事では、平和の国の島崎へ【68話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
平和の国の島崎へ68話ネタバレ最新確定
このまま危険が続くのであれば自分たちは地下に身を隠す。そう宣言して寮長は山本に公安のこれからを尋ねます。
大人しく内情を全て共有すれば、今のままの関係は続きます。しかし山本は出来ないと答えました。
全ての情報をここで明かすことは、コロニーと部下たちを危険にさらすことになるのです。
お互いの信頼関係のためには全て話すのが筋。しかし山本たちとしても全てを掴めているわけではないことから、話すタイミングは今ではないのです。
それは情報工作専門で戦場にいた寮長であれば理解してくれると山本も思っていました。寮長も山本が言いたいことは分かります。それでも、全てを隠されては何も信用できないのです。
お互いに一歩も譲らないため、空気が悪いまま時間ばかりが過ぎていきます。するとここで島崎が動きます！
このままではコーヒーが冷めてしまう。折角入れたのだから一旦飲んで落ち着いて欲しい。
そんな島崎の言葉に戸惑いながら、寮長と山本はカップを口に運びます。そして一口。
そしてその味に驚きます。本当に島崎が入れたのかと確認する寮長に、島崎は心を込めて入れたと答えます。
その返事にまたコーヒーを口に運ぶ寮長と山本ですが、思わず変な笑いがこみ上げてきました。
すると島崎の方からおいしくないだろうと聞いてきます。実はこのコーヒー、とてもひどい味だったのです。
何でもできる島崎がドリップコーヒーを上手く入れられない事実に、張りつめていた空気が少しだけ和らぎます。
山本はその流れSATAにまだ手紙を出し続けているのか聞いてきました。毎週渡しているものの、SATAの心にはまだ届いていません。それでも、わからないから生まれる誤解をなくすため、島崎は手紙を渡し、伝え続けようとしているのです。
島崎が今この話をしたことで歩み寄りの気持ちを持ったコロニーと公安はこうして作戦を成功させたのです。
黒幕を捕まえることはできなかったものの、情報の共有方針やコロニーの管理体制は変更されました。
しかし、この山本たちの動きにより、また別の組織が動き出してしまいます。
平和の国の島崎へ68話感想
島崎があそこまで気合を入れたコーヒーは寮長も人生初と言えるほどひどい味でした。てっきり島崎の成長を感じられる大一番だと予想していたため驚きました。
しかし敢えてそんなコーヒーをふるまったのは、どんな人でも得手不得手があることを伝えるため。そしてSATAへの手紙の話からは誤解が生じることでお互いを理解できず手を取り合えないことを伝えてくれました。
不器用ながらにも他人に一生懸命な島崎の人柄がコロニーと公安を繋げたのですね。
ルパソの人間ももう分かっていますが、島崎は本当に優しくてかけがえのない人間に成長しています。
平和の国の島崎へ69話考察予想
次回からまた島崎に魔の手が迫りそうです。
LELは当初島崎抹殺指令を出していましたが、今回の話を見る限り捕まえて戦力とすることに方向をシフトしようとしているように見えます。
島崎はすでに日本のために日本政府側で戦場に出ることが分かっていますが、もしかすると日本政府自体がLELとずぶずぶな関係にあるのかもしれません。
そうだと分かってもなお島崎は戦場に出るのでしょうか。残り140日というカウントは止まりませんが、どの立場で島崎が戦場復帰するかも注目ポイントとなりました。
まとめ
この記事では、平和の国の島崎へ【68話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
島崎のまずすぎコーヒーの味が少し気になります。
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