2024年8月29日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【166話】「病棟⑥」を読みました。
前話の165話では、
志保が良吾の担当に決まりました。勉強に一生懸命で、他人に気遣いも出来る良吾。一見入院している理由が思い浮かばない良吾は、解離中に飛び降り自殺を図っていたのです。
自殺未遂に至った理由を知るには、本人に直接聞くしかありません。志保の質問に良吾は答えてくれるのでしょうか？
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【166話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-166話ネタバレ最新確定
結果として志保は、良吾に自殺未遂の理由を尋ねることができませんでした。
直接聞くしかないと教えられた時、近藤からは周りが萎縮すると本人も口を閉ざしてしまうと言われました。死にたい気持ちを伝えられる人が必要。理屈としては理解しても、志保が聞けることは学校への不安の有無だけでした。しかも良吾には、心配や不安はないと答えられてしまいました。
時間もなくなり、それ以上の質問ができませんでした。そのせいで、志保は外来の補助の際にぼーっとしてしまいます。小畑に様子がおかしいことを気づかれてしまい、志保は小畑との昼食タイムに、気持ちを直接聞く方法がわからないことを伝えます。
すると小畑は、昔見た患者のことを話し始めました。
自殺未遂で運ばれて以降、毎日死にたいと言っていた高校生の患者。間もなく退院が決まり、しばらく見ることがなかったことで、小畑は次に来た時にはポジティブな言葉が聞けることを期待していました。
しかし、実際は死ねなかったことをずっと後悔し続けていると、患者は言いました。精神科医はそんな、無念にも耐えなければいけません。
その後、志保が悩む理由が良吾にあると分かった小畑は、良吾の経歴を志保に伝えます。
激しいDV、どこか他人行儀の義父。そんな家族の元で育った良吾は、誰にも未来を考えられていないと感じていると予想されていました。
小畑の話を聞き、真剣に向き合わなければいけないと考える志保は、遂に良吾に質問します。今も死にたいか。その質問に、良吾は何と答えるのでしょうか。
リエゾン-こどものこころ診療所-166話感想
最後は一応質問出来ましたが、まだ研修医の志保には難しい質問でした。現実を知っていくことで成長しますが、それでも患者の生死に直結するような行動は、志保に向いていないのかもしれません。
ラストで質問したことにより、志保が何か変わるのかに注目です。
良吾の過去について初めて知らされた志保ですが、カルテでの情報共有はされていなかったのでしょうか？担当になってから悩み、ようやく聞かされたことは、確実に志保が質問できなかったことに影響しました。
院内のやり方だけでも、少し変わるのではないかと疑問がありました。
リエゾン-こどものこころ診療所-167話考察予想
まだ死にたいと思うか、という質問ですが、良吾はもう思っていないと答えるでしょう。
それは本当かもしれませんが、おそらく本音を隠しています。両親の反応もあり、自分の行動はダメだったのだと思っていそうな良吾は、死にたい気持ちを誰にも打ち明けられなくなっています。
いい子ちゃんの良吾は否定の後話を変えようとすると予想します。その違和感に気づき、志保がさらに切り込んでいけるかがポイントになるでしょう。医者なのだからと覚悟を決めて、踏み込んでいって欲しいですね。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【166話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
志保に病棟勤務は難しいのでしょうか？
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