2024年5月9日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【157話】「共依存②」を読みました。
前話の156話では、
友人の加奈の結婚式に参列した川内が、結婚願望と女医のリアルについて近藤に相談していました。
そんな日にやって来た患者は眠れないと訴えるりえ。
いつも通り眠剤の処方を受けるりえにはもう1つ見過ごせない問題があって・・・?
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【157話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-157話ネタバレ最新確定
佐山クリニックに通院している患者のりえが彼氏から暴力を振るわれる理由は、お酒にありました。
お酒を飲んでいない時はとても優しく、お酒を飲んだ時は理不尽に暴力をふるう。
例えお酒のせいであっても暴力をふるう時点で本当に優しいとは言えないと志保は進言しますが、りえ自身分かっていました。
周りから何度も同じことを注意されてきましたが、それでも1人になるよりはマシ、相手にも自分が必要だと思い込んでいます。
近藤がそんなりえに出来ることは、いざという時には物理的に距離を取れと言うことだけでした。
志保が納得していないことに近藤は気がついています。
しかし医者として今できることはコレが限界。りえが行動しないと分かっていても、何も出来ません。
本当にそれで幸せなのかと感じる志保ですが、近藤はそれは間違っていると言います。
社会のどん底のような生活を送っている人がいると、普通の人はなぜ?と思いますが、変わることには大きなパワーが必要です。
そうなると、慣れてしまった今の環境から抜け出すことは、とても難しく、現状維持になるのです。
そう考えると、りえもまた今の状況を本当に幸せだと思っているかもしれません。
特にりえは幼少期の家庭環境にも問題があるため、人に必要とされることでしか自分の価値を見出せなくなっている可能性もあります。
だからこそ、暴力を振るわれても自分を求めてくれる人の側から離れないのです。
一方の彼氏も、暴力をふるっても離れずに許してくれるりえに安心し酒を飲み続ける。
2人は共依存のカップルになっているのです。
リエゾン-こどものこころ診療所-157話感想
佐山であれば絶対にしないことですが、志保が久々に自分の意見を患者に押し付けてしまいましたね。
カップルせよ夫婦にせよ、共依存はどこにでもあり得ます。
そのまま一生を共に過ごす2人もいれば、周りから引き離されたり、どちらかが耐え切れずに離れていく場合もあります。
それは幸せなのかと聞かれると、それを判断できるのは当人たちしかいないため志保の意見は本当に押し付けにしかならないわけです。
志保は特性とは関係ない部分で、もう少し学ぶ必要がありますね。
リエゾン-こどものこころ診療所-158話考察予想
次回は共依存カップルのその後です。
お酒を飲んで暴力をふるったことを謝られ、優しくされるとそれで許してしまうりえは、ほんの少しだけ迷いが出てきているように見えます。
しかし、彼氏はっむかつくことがあると酒をのみ、酒をのむと暴力をふるう流れができてしまっているため、別れや改善を切り出された時にむかついて酒を飲み、暴力をふるうでしょう。
もしかしたら酒を飲まなくても暴力をふるうようになるかもしれません。
本当に命の危機が迫っても離れられないのでしょうか?
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【157話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
何があっても離れられないのは呪いでもあり究極の愛でもあると感じてしまいます。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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