2024年2月8日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【148話】「障害者手帳①」を読みました。
前話の147話では、
新型出生前診断に対する茂の意見が描かれました。
全面的に妻の決断に寄り添う所存。
じっくりと選択する時間もなく、どんな選択肢があるのかも分からない中で決断を強いられることの過酷さを実感した茂は、これまで避け続けてきた卓についてもようやく考えるつもりになったようで・・・?
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【148話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-148話ネタバレ最新確定
新型出生前診断がもっと普及し、生まれる前に障害の有無が分かることが一般的になれば排除される側になるかもしれない。
その言葉を志保は他人事だと感じません。
しかし、それでも以前佐山が言った言葉を思い出し、親の覚悟やエゴで守られるものも必ずあると思っています。
そこでどうしても気になるのは、佐山がこの残念な考えに至ることになったであろう家族の存在。
さやま記念総合病院に他の家族がいて、このクリニックは叔母の持ち物。これまで出てきていない母親のことが志保は気になっていたのです。
これまで聞いてこなかった疑問に佐山は答えてくれるのでしょうか?
そしてこの日から佐山クリニック受付の市川渚は息子のケンと公園デビュー。
すでに派閥があるかもしれないと緊張しながら入っていくと、まさかのケンの方が拒絶!大泣きしてしまいます。
ベンチであやしていると、他に子供を遊ばせているママさんたちが声をかけてくれました。
公園デビューの実情が分かってきてホッとする市川に、1人の女性が声をかけてきて?
さらに場面が変わり、とある家。
帰宅した父親はそのまま冷蔵庫からお酒をとりだします。
するとソファに座っていた妻が、話しかけてきました。床は玩具で散らかっています。
改めて旦那と向かい合う妻が話したのは障害者手帳の話。
まだ幼い子供を障害者だと決めつけてしまえば将来の選択肢を狭めることになる、子供のためになることを考えて時間をかけることが大事だという旦那ですが・・・。
リエゾン-こどものこころ診療所-148話感想
望まなかった障害を抱えているだけで、自分はいつか排除される側になるかもしれない。そんなつらいことを考えないで欲しいですよね。
しかし考えてしまうのも仕方がありません。それが今の社会なのです。
障害を持っていることが予め分かり、省かれていくようになれば将来的に障害を持って生まれる子は少なくなるかもしれません。
その代わりに大人世代の障害を抱えた人が目立つようになります。
障害を抱えた人が減れば、それだけ社会も変わらなくなる。結局差別や偏見は減りません。
なんと難しい問題なのでしょうか?とにかく、当事者がここまで悩まなくてはいけない現状だけはどうにかして欲しいですね。
リエゾン-こどものこころ診療所-149話考察予想
次回は子供の障害者手帳について。
そしてこのシリーズでは他に2つの話が進んでいきます。
これまで深く描かれてこなかった佐山の母親の話が気になります。
もう死んでしまっているのはおそらく確実ですが、どうしてなのでしょうか?
卓を生んだ時点では元気そうでした。しかしその時既にいなくなることは分かっていた様子。
もしかすると障害を持った子供を産んだからと家を追い出されてしまったのかもしれません。そして最悪自死・・・。
佐山家の闇が明らかになる時が来たのではないでしょうか?
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【148話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
佐山と市川、そして障害手帳の話。今回はかなり濃厚なシリーズになりそうです!
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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