2023年11月16日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【141話】「出生前診断③」を読みました。
前話の140話では、
ダウン症だと診断された姉の子どもを見てきた春代が、家で旦那・佐山秀に新型出生前診断についての話をしていました。
結果を見ても自分では答えを出せない、受ける必要があるのかと言う春代ですが、秀は勝手に話を進めて・・・。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【141話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-141話ネタバレ最新確定
春代の姉、香川が佐山クリニックで診察中。
娘がダウン症であり、発達障害の診断を受けても、とにかく生きていてくれればそれでいいと願っていた香川。
しかしそれも違うのではないか、と考えてしまうようになったようです。その理由は・・・?
この日の昼食時には佐山クリニック全員でダウン症と新型出生前診断の話をしています。
志保は佐山の意見を聞きますが、佐山は賛成でも反対でもないと答えます。
一方子育て中の市川は、どのような結果でも産むと決めていたため、出生前診断を受けなかったと話します。
健康な子どもが生まれて欲しいと思う気持ちはどの親も同じ。その上でどんな子でも誠心誠意育てる決意が市川にはあり、障害があった時に迷うことを考えたくなかったのです。
その頃さやま記念総合病院では、秀のいる副委員長室に佐山の姉が入ってきました。
看護師と患者が個人的に接触していた問題について知っていたのに口を閉ざした佐山について、公にしようとしている秀。
父親に反対されることは分かっていますが、だからこそ父親が簡単には反論できない空気を作ろうとしているのです。
秀は佐山のことを病院に留まらせることに反対。だからこそ、父親が今回佐山の残留を強行したとしても独裁のイメージがつくようにしたかったのです。
血のつながりがあるのにそこまでする理由が分からない姉。しかし秀は血の繋がりだけで受け入れなくてはいけないという現状に嫌気がさしていて・・・。
リエゾン-こどものこころ診療所-141話感想
香川が佐山クリニックで何を話したのか、詳細は描かれませんでした。
ただ生きていて欲しいと願うのは違うのかもしれない、その言葉の先には何があったのか気になりますね。
一方新型出生前診断について賛成でも反対でもない佐山は自分と重ねたのかもしれません。
ダウン症の診断は出来ても、他の障害が明らかになるわけではありません。
それでもダウン症の子どもだけを切り捨てることに対して、複雑な気持ちを抱いているのかもしれません。
しかしきれいごとだけでは語れないことも事実なので、本当に難しい問題です。
リエゾン-こどものこころ診療所-142話考察予想
秀の言う「ああいう人間」というのはやはり発達障害を持った人間なのでしょうか?
佐山は発達障害がありますが、医師をしています。しかし小さな頃に親元から捨てられ、叔母に育てられました。
今となってはそれを後悔している父親ですが、秀には発達障害がある人間は捨てられて当然という意識があるのでしょう。
だからこそ妻にも新型出生前診断を受けさせたいのです。
もしもこれでダウン症の可能性が高まったら、秀は絶対に中絶を勧めてきます。
断ったら離婚は確実ですね。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【141話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
容姿も姉や佐山とは似ていない秀。血の繋がりを否定する時点で、実は血の繋がりがないのかもしれません。
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