こんにちは。
2022年8月24日発売のアフタヌーンより、ブルーピリオド【54話】「鬼畜ゲーすぎんだろ」を読みました。
前回の53話では、
久山がノーマークスを辞めてしまったのに気にしないどころか久山を非難するノーマークスを見て、八虎は正しさがなんなのか分からなくなりました。
ノーマークスに対する周囲の印象は悪く、八虎はそんな周りの意見にも簡単に振り回される自分に罪悪感を持ち、ようやく課題に取り掛かりました。
それでは、この記事では、ブルーピリオド【54話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ブルーピリオド54話ネタバレ最新確定
色々な人に手伝ってもらい、八虎は何とか講評に間に合うようにプロジェクターを設置しました。
そして講評開始。
順番に犬飼、盧生、蝶矢の2人が見て回ります。
盧生と蝶矢が評価し、犬飼は悪気のないナイフでぶすりと突き刺す。
そうして講評が進み、ある程度進んだところでお昼休憩となりました。
課題のテーマもあってか、非常に重い空気。それに追い打ちをかけているのがいつもと変わらぬ誰にでも厳しい評価をする犬飼の存在です。
そんな話をしながら夢崎と櫻井が歩いていると、八虎が自分の展示ブースの前に座っています。
お昼休憩開け一発目の八虎は、落ち着かないため休憩にはいかないのです。
八虎初めてのインスタレーション作品。
1つの穴を見つけた夢崎が覗き込むも、何も見えません。
しかし穴を覗き込んだ夢崎を見ている櫻井は作品の正体に気づき、八虎の成長を感じます。
そしてノーマークスが大きく関わっていることを思い出しました。
櫻井は青ざめながら、犬飼はノーマークスが嫌いだからその話はしない方がいいと伝えます。
そしてお昼休憩が開け、教授たちが戻ってきました。
蝶矢が穴を覗き何も見えない、と言いますが、蝶矢の上の方には大きく蝶矢の目が映し出されています。
シンプルな作品であるからこそ、コンセプトが明白なのです。
八虎が作品、ひいては自分が思う罪悪感についての説明を始めます。
知りたいと思った先にあるのは事実のみ。それが善か悪かを決めるのは人なのです。
そしてその解釈は自分自身、それが八虎の出した答えです。
盧生は綺麗ごとだと言いますが、犬飼はこれまでにないほど高い評価を八虎に送ります。
そして、講評を終えた八虎はなくなってしまったノーマークスに足を運び!?
ブルーピリオド54話感想
八虎の作品はとても深いものになりました。
ほとんどの生徒が、他の教授の評価は高く、犬飼の評価が低いという中で、八虎だけが犬飼の評価を得ました。
しかし逆に他の教授たちからの評価が微妙というのも気になりますね。犬飼はすごい人でありながら、すごすぎるが故に他の教授たちとの価値観にずれがあります。
そのどちらが正しいのかを考えることもまた、八虎が今回の課題である罪悪感で示したかったものなのではないでしょうか。
ブルーピリオド55話考察予想
前期の最終課題が終わり、早くも夏休みがやってくることになりますね。大学生活もあっという間に進み、そして終わっていきます。
八虎は2年になり、ノーマークスという集団と出会い、結果として芸術に関する学びを伸ばすことができました。
このように着実に学びを増やしていく八虎は、3年になった時に今後のことをどう考えるのでしょう。
全てを誰かに決めてもらいたいほど決断力がない八虎が描く将来の進路がとても気になります。
まとめ
この記事では、ブルーピリオド【54話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。