こんにちは。
2023年3月16日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【95話】「髄腔内投与③」を読みました。
前話の94話では、
術後の意識障害で目覚めることのない患者・菜緒の耳は聞こえているのではないか、と考える母親と三瓶は髄腔内投与で菜緒の筋緊張を取ることで反応出来るようになると処置の許可を求めますが、都合の悪いことを言われたくない教授の麻生は許可を出しません。
そうしている間にも肺炎で危険な状態になる菜緒。この状況に怒りをあらわにする三瓶は・・・。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【95話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-95話ネタバレ最新確定
https://twitter.com/unmet_info/status/1627704069765865473?s=20
麻生は大迫を教授室に呼び出すと、三瓶を菜緒の担当から外すように指示しました。
教授に逆らわないよう三瓶には注意した大迫ですが、麻生の意思は変わりません。
三瓶は菜緒の担当から外されることが決まります。
麻生はさらに、菜緒に反応があることを証明した装置、GSRも没収するように指示。
返事をしない大迫でしたが、出世の道を閉ざされることをちらつかせられ・・・。
教授室でそんな話になっているとは知らない三瓶は、抗菌薬の使用について菜緒の母親と話していました。
多剤耐性菌が発生すれば病院に迷惑をかけると母親はためらっていますが、それが使ってはいけない理由にはならないと三瓶は言います。
するとここで大迫が次の担当医を連れて病室に入ってきました。
そして担当医変更とGSR回収を告げました。
食い下がってももう無駄です。
医局に移動してから大迫は抗菌薬も1週間で中断されることが決定したと話しました。
治らなければそれが寿命。仕方のないこと。
その言葉に、三瓶は麻生の息がかかっていると気が付きます。
大迫は出世のためではなく、障害者医療の発展のためだと言いますが三瓶は・・・。
菜緒の母親が抗菌薬の中止に同意したのは、菜緒が人に迷惑をかけて責められるのが嫌だということからでしたが、その悲しい言葉に三瓶はある決意をしました。
そして大迫らに無断で菜緒の病室にカギをかけ、中で髄腔内投与を強行します。
大迫はすぐに病室に向かい、扉の向こうから三瓶にこの行動の大変さを訴えますが、カギを使って扉を開けた時には既に処置は終了していました。
三瓶の処置で菜緒の筋緊張は!?
大迫はこのような過去があるからこそ、三瓶が他人を惑わせることを知っています。
だからこそ川内に三瓶と関わらせたくはありませんが・・・。
アンメット-ある脳外科医の日記-95話感想
#アンメット 93~95話では #ITB療法 を紹介しました。
痙縮（筋肉の過緊張）を軽減するため、脊髄周辺に薬を直接注入する治療法です。
2003年に厚労省に申請され、関係者のご努力により、今では全国に実施機関が広がっています。
下記ポータルサイト参照ください。https://t.co/4qfvvC7Ln5— 子鹿ゆずる (@yuzuru29929277) March 8, 2023
大学病院という組織に所属する人間として許されない行為を三瓶は行いました。
しかも未承認の治療ということで、そちらも許されませんが、もう命のタイムリミットが迫る患者とその家族にとって、三瓶がしてくれたことは本当に藁にも縋る思いのとても嬉しい事だったでしょう。
何も改善しないかもしれない、合併症でさらに早く命を落としてしまうかもしれないという中で、処置に同意した母親。
三瓶と同意してくれた全ての人に感動しました。
この時から変わっていない三瓶であれば、本当に川内のことも救ってくれるような気がします。
アンメット-ある脳外科医の日記-96話考察予想
大迫は三瓶の過去を知っているからこそ川内と三瓶を遠ざけようとしていますが、三瓶は今度こそ川内を救うつもりでいます。
過去と同じ後悔はしたくない、その一心で何かをしようとしているのです。
となれば気になるのは川内がどうするのか。
三瓶を信じている川内は、過去を知ってもカルテの開示を求めるでしょう。
大迫は川内の強い意志を知ってもまだカルテの開示を拒否するのでしょうか？
結局は保身のために動いているようにしか見えませんね。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【95話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
組織としては医者失格、患者からすれば最高の医者。
難しい話でした。
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