こんにちは。
2022年9月1日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【74話】「ウェルニッケ失語③」を読みました。
前回の73話では、
言葉を理解できなくなってしまった富田に、少しずつ検査と治療が行われました。
自分の言葉も人の言葉も分からないためどうしたらいいのか分かりませんでいたが、五十嵐のおかげで少しずつ糸口がつかめ始めたのです。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【74話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-74話ネタバレ最新確定
富田の妻が娘を連れてお見舞いに来てくれました。
卒園式があったため写真を見せると、富田は「卒園式」と口にします。
妻は文字が読めるようになったことを嬉しく感じますが、やっぱり会話は出来ず娘は富田が何を話しているのか分かりません。
妻はそんな富田に娘からの応援の手紙を渡させますが、富田はその手紙を読むことが出来ませんでした。
富田が読めるようになっているのは表意文字である感じだけ。
意味を持たないひらがなや、元々得意だった英語も現時点では読むことが難しいのです。
徐々に回復していくかもしれませんが、最後まで壁になることも多いと三瓶が説明すると、妻はぬか喜びしたくなかったと言いました。
五十嵐は反省します。
三瓶は患者や家族を精神的に支えることも重要であると五十嵐に伝えます。
さらに2か月が経過し、もうすぐ3か月を迎える頃となりましたが、やはり仮名文字が難しい状態は続いています。
リハビリをしながら自宅に帰ることも1つ、と言われる妻はやはり不安な様子。
会社ともまだ話し合えていません。
そんな矢先、会社から退職手続きの通知が来ました。
現職復帰しか認めてもらえないようで、このままでは退職しなければならなくなってしまいます。
思い悩む妻。
しかし富田本人の口からも家に帰りたい、という意思が出始めました。
そして気分転換もかねて試験外泊をすることになりましたが、妻の会社の方も時短勤務に対して難色を示しました。
それでも1週間後、富田は試験外泊をすることになりました。
アンメット-ある脳外科医の日記-74話感想
書かれた文字は読むことが出来るようになっているのだと思ったら、そんな簡単な話ではなかったようです。感じなら読めるがひらがなは読めない。
3か月経過してもこの状態であるならば、もしかするとこれ以上の改善は難しいかもしれません。
会社の対応も残酷だと感じましたが、それが仕方ないことであることもよく分かります。
妻が働かなくてはならないことも分かりますが、それでも妻の会社の上司の言葉には全く思いやりがなかったため、少し怒りを覚えました。
アンメット-ある脳外科医の日記-75話考察予想
次回は試験外泊をした富田の様子が描かれます。
言葉は理解できない。それでも気持ちとしては帰りたかった家に帰って来たのです。思い出などもはっきりしています。
言葉を理解できない本人はこの世界にたった1人のような感覚になっていると思うため、少しでも安心出来たらいいなと思います。
体には麻痺が残っていても自分で生活できるくらいにはなっているはず。
同じ障害があっても働いている人はいるはずなので、富田にも何かいい道が見つかるといいなと思います。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【74話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
富田本人も妻も辛い気持ちが痛いほど伝わってきました。
少しでも光が見えて欲しいですね。
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