こんにちは。
2021年12月23日発売のモーニングより、そのモガリは熱を知らない【23話】「ゆりかごから墓場まで」を読みました。
22話では、
ランが警視庁の管轄外である埼玉の事件に首を突っ込んでしまいました。
ランの回収のため仕方なく埼玉に出向いた南と堂島も事件の概要を聞いたところ、犯人だと名乗り出た被害者の妻が嘘をついていることが判明したのです。
それでは、この記事では、そのモガリは熱を知らない【23話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
そのモガリは熱を知らない23話ネタバレ最新あらすじ
母親は犯人ではない、と指摘したランは堂島と埼玉県警によって母親から離れさせました。
元より刑事たちも母親が犯人だとは思っていません。今は息子を部屋から出そうとわざと母親が犯人と信じたように演技していたのです。
その時、部下の刑事がどこもすぐには司法解剖を出来ないと小声で伝えてきました。
ランはその言葉に反応し、管轄は違うが自分と南が解剖を行うと言います。
そしてすぐに死体を移動させ、解剖を始めます。
既往歴、そして透析記録も手に入れ情報を頭に入れた上で解剖を始めます。
妻の証言では考察の後埋められたとなっています。
死因は窒息で間違いないようですが、絞殺の可能性は否定されます。
吐しゃ物はありましたが、窒息の原因は現時点では分からないでいると、埼玉県警の刑事たちがチャチャを入れてきました。
しかし、これから皮をはぐ、と言うと気分が悪くなり逃げて行きます。
解剖が終わった時点ではまだはっきりとした原因が分かりませんでしたが、胃の内容物を調べた結果でランと南は気が付きます。
更に捜査が進んだ結果、穴を掘ったシャベルは夫婦で購入しており、城一郎死亡前から穴が掘られていた可能性が浮上しました。
刑事は城一郎を殺すためにあらかじめ準備していたのではないかと言いますが、ランは別の理由を考えていました。
そして現場に戻り、母親に死因は降圧剤により血圧が低下し、吐しゃ物を吸引したことは窒息死を引き起こしたとランが伝えました。
テーブルの上には、降圧剤とは飲み合わせてはいけないグレープフルーツジュースがあります。
既往歴を見て城一郎がそれを知らないはずがありません。しかし視力の低下により間違えて飲んでしまったのです。
殺すには不確実な方法。
ランは、本当に穴に埋めようとしたのは息子ではないかと言います。
すると母親は真実を話し始めました。
城一郎の医療費も高額であり、自分たちの年金では息子まで支えきれないと思った夫妻は、息子の殺害を決意しました。息子を部屋から出すために、好物のグレープフルーツジュースを用意していたのです。
しかし決行当日、城一郎は事故死。
それが息子の仕業だと勘違いした妻は、息子を逮捕させないために埋めてしまったのです。
堂島は息子がリストラされてからまだ2年。もう少し信じて待つことは出来なかったのかと言うのでした。
そこには履歴書を描く息子の姿がありました。
そのモガリは熱を知らない23話感想
妻が隠したつもりになったのは息子の犯行でしたが、実際息子は何もしていませんでした。そんなことも信じてあげられないほど、夫婦が切羽詰まっていたことが分かりました。
病気になるとお金がかかります。そのことは息子の正幸もちゃんと分かっていたでしょう。
ちゃんとした職に就きたくてもすぐにはつけないこの時代。それでも正幸は頑張っていたのです。全部信じてあげれば事件にもならなかったこの事件はすごく悲しいものに感じました。
そのモガリは熱を知らない24話考察予想
次回からは新シリーズスタート。
もうランは警視庁の管轄完全無視で色々なところで解剖をするので、その内埼玉とは比べ物にならないほど遠くの県でも解剖をしてしまうのではないかと予想しています。
旅行先で解剖。南も一緒にいたとしたら旅行が台無しになってショックですが、ランと一緒にいるということはこういうことだともう覚悟しているのかも知れません。
次も変死体発見。ワクワクのランですが、その前に強烈な説教が待っていそうです。
まとめ
この記事では、そのモガリは熱を知らない【23話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。