こんにちは。
2021年12月23日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【73話】「希死念慮④」を読みました。
72話では、
どんどんエスカレートしている優樹菜の自傷行為を前に、若菜はいつか優樹菜が死んでしまうのではないかと不安を感じていました。
とはいえ、希死念慮のある人に対してどのように接するかは非常に難しいため、若菜は志保たちに相談をしたのです。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【73話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-73話ネタバレ最新あらすじ
幼い時の記憶。
若菜はすぐに怒鳴る母親に怯え、自分が悪くても妹に罪を擦り付けていました。
母親は優樹菜の話を聞かず、頭ごなしに怒ります。
上手く言い返すことが出来ず、不満そうな優樹菜に母親は声を荒げました。
優樹菜は泣いていましたが、若菜は見て見ぬふりをしていたのです。
母親は徐々に若菜と優樹菜に差をつけ始め、誰も優樹菜の味方をしなくなりました。
若菜は、最低な自分は優樹菜に嫌われていると志保に話します。
志保は大したアドバイスを出来ないことを謝りますが、若菜は聞きたいことを聞けたし自分の責任を他人に追わせるわけにはいかない、と礼を言って帰っていきます。
無力感を感じながら院内に戻った志保に、佐山は死にたい人を目の前にした時は死にたい理由ではなく、ここまで生きてきた理由を考えるのだと言いました。
医者は所詮短時間しか患者と話しません。その時間の中で患者の気持ちを本当に理解出来るかは佐山にも分からないのです。
帰路についている若菜は、優樹菜のSNSに衝撃的な投稿がされているのを見つけました。
包丁でリストカットしたら血が止まらない。
優樹菜は手首を押さえながら、これでいいのだと震えています。
若菜はすぐに電話をかけますがスマホは優樹菜の近くになく、優樹菜は電話に出てくれません。
そして若菜のスマホの充電が切れてしまいます。
佐山の語りの場面に戻ります。
佐山は患者と話していく内に、患者が生きたい理由が1つでも見つかればいいと思って向き合っているのだと志保に言いました。
家では優樹菜が涙を流す一方、若菜もまた優樹菜の無事を祈りながら顔を涙でぐしゃぐしゃにして走っています。
リエゾン-こどものこころ診療所-73話感想
リストカットが遂に危険なところまで来てしまいました。これまではカッターを使っていましたが、優樹菜は包丁を持ってしまったのです。
体が震えている裏には、まだ生きたいという感情が残っているはずです。
手首を押さえていることも、まだ死にたくないからであるはずです。
若菜が間に合った時、2人の想いは重なり合うことが出来るのでしょうか。常に冷静そうにしていた若菜が取り乱しながら走るラストシーンはかなり心にぐっとくるものがありました。
リエゾン-こどものこころ診療所-74話考察予想
次回は若菜が家に飛び込むところから始まると予想します。家に入ってすぐに優樹菜を探し、キッチンにいる優樹菜を見つけます。
若菜が走り出した段階で、シンク、キッチンマットにそれなりの血がついており、血もまだ止まっていなかったため、
優樹菜は血圧が下がり危険な状態になっているでしょう。若菜はすぐに救急車を呼びます。
優樹菜はこのまま死なせてくれと叫び、そこで初めて若菜はこれまでのことを謝り、優樹菜に生きて欲しいと抱きしめるのです。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【73話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。