2024年5月8日発売の週刊少年マガジンより、ブルーロック【260話】「クソ物」を読みました。
前話の259話では、
潔のスーパーゴールを皮切りに、バスタード・ミュンヘンは潔のために回るチームに変わりました。
ネスと共にカイザーを支えていたグリムが外され、2人きりになる中で、カイザーはこれまで成功したことのない起死回生の一手を打ちます。
しかし、ここで初成功を収めることはできず・・・。
それでは、この記事では、ブルーロック【260話】のネタバレと感想&考察予想についてまとめました。
ブルーロック260話ネタバレ最新確定
今回はミヒャエル・カイザーの幼少期の話です。
ネスと出会うもっともっと前、幼きカイザーは父親からの虐待を受けていました。
小さな舞台の演出家である父と、その主演女優だった母の間に生まれたのがカイザーです。
しかし、カイザーは望まれた命ではなく、母親はカイザーを捨てて出ていき、女優として大成功を収めていきます。
一方の父親は、母親にと別れたことで心が壊れ、演出家としての才能も潰れていきます。
荒れた父親の落ちた先は酒とギャンブル。そしてカイザーにも暴力を振るい始めました。
働きはせず、カイザーに求めるのは窃盗。
カイザーは言われるがままに窃盗を繰り返し、父親に怒られたくない一心でどんどんその腕を上げていきました。
それでも理不尽な暴力はカイザーに襲い掛かり続けました。
父親は自分自身の事をクズ、クソ人間と言いながらも、そんな自分と憎い女の間に生まれたカイザーはもっと下だと言い捨てます。
カイザーは動物よりも汚物よりも下のクソ物。それが父親の常套句になっていたのです。
成長につれて、カイザーはこの環境から逃れることを考え始めました。いつか出ていく、その気持ちの表れとしてカイザーが隠した最初に金で買ったのは、サッカーボールでした。どうせならばなくならないものが良かったのです。
何も言わず、ストレスを受け止めてくれるボールはカイザーの生きる糧になっていましたが、そんなある日カイザーはあらぬ罪の共犯として濡れ衣を着せられてしまいます。
家に警察が来たことで隠していた金は見つかり全て父親のものに。それでも良いと諦めているカイザーでしたが、ボールの中にも金を隠していると疑われ、ボールを傷つけられそうになった時にカイザーは豹変します。
そして本当に犯罪者となり投獄されました。
そんなカイザーの前に現れたのは・・・。
ブルーロック260話感想
以前はネスの過去編からカイザーとの出会い、そしてカイザーの過去にも繋がる部分がありましたが、今回はしっかりカイザーの過去に触れることとなりました。
カイザーの壮絶すぎる過去は、言葉を失う内容でしたが、このような事情を持った子供も実はたくさんいるのですよね。
親元から離された方が幸せにすごせると思ってしまいますよね。
しかしカイザーは強く生きました。悪いことはしましたがそれは父親に命令されたためであり生きるため。
悪いことに手を染めてまで従っているのに、それでも理不尽に殴られ続けるのは不憫としか言いようがありませんでした。
ブルーロック261話考察予想
次回はPIFA公認エージェントのレイ・ダークと出会ってからのカイザーの第二の人生が描かれます。
第二の人生と言っても、名前を捨てるわけでもないカイザーは、あのクソ親父の息子というレッテルを張ったままでサッカーを始めるのでしょう。
たった1人でボールを蹴っていただけ、サッカーをしていたわけではないカイザーをどうやってレイ・ダークは見つけたのでしょうか?
更に、強盗は濡れ衣でも、公務執行妨害かつ傷害の罪は事実です。
その上で、レイ・ダークはカイザーを外に出す力を持っているのでしょうか?
まとめ
この記事では、ブルーロック【260話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
この作品は各キャラクターのバックボーンも面白いですよね。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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