こんにちは。
2022年1月20日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【76話】「産後うつ①」を読みました。
75話では、
シリーズ「希死念慮」が完結しました。
いつもよりひどい自傷行為が母親に見つかり自殺未遂をした優樹菜は少し落ち着いた様子であるため、
若菜はずっと隣にいるから頼って欲しいとようやく優樹菜に寄り添おうとし始める一歩を踏み出したのでした。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【76話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-76話ネタバレあらすじ
殆どの自治体で3歳までの間に3回行われる乳幼児健診では子供の成長や疾患の有無を確認するとともに、保健師に相談する機会が設けられています。
色々な母親が笑顔でわが子の成長に向き合っている中、浮かない顔をしている女性が検診に訪れていました。
娘の穂乃果の検診に来た母親の高尾は、他の子よりも首が座るのが遅いことを相談します。
上の子である圭吾もまだ小さく、そちらにばかり構っているからだろうかと心配している高尾ですが保健師からは早産だったためもう少し待ってみても大丈夫だと回答されます。
他の困っていることはないかと聞かれた高尾は、一瞬下を向きましたが大丈夫だと言ってこの日の相談を終えました。
本当であれば旦那に迎えに来てもらう予定でしたが、圭悟を外に連れ出している旦那は圭悟の癇癪によりすぐには動けない様子です。
高尾は大丈夫だと電車で帰ることにしますが、穂乃果が泣き続ける授乳室でしゃがみこんでしまいました。
そして切り替えて帰ろうとした時、佐山クリニックの市川と出会います。
圭悟が佐山クリニックに診察を受けていましたが最近は来ていないため、市川は様子を聞きます。
謝る高尾に全然大丈夫だと言う市川は、何かあればいつでも来てくれと言います。
高尾はお礼を言って帰っていきました。
家に帰ってから旦那は圭悟の病院や支援についての話を高尾にしますが、高尾は聞いているのかよく分からない様子。
すると洗濯物を畳んでいた最中で寝室に行ってしまいました。
最近明らかにおかしい妻の様子を心配した旦那は、大丈夫と答えるのが癖になっていないかと聞きますが、それならばどうしたらいいかと聞かれても上手く答えることが出来ません。
とにかく何かあれば言ってくれと寝室を出て家事をこなす旦那。
一方の高尾はスマホでしっかりした母親たちの映像を見て静かに涙を流していました。
リエゾン-こどものこころ診療所-76話感想
今回から新章に突入し、テーマは産後うつです。
産後うつと言えば自分の子供がかわいく見えない、泣いている声がうるさくて仕方ない、思い通りにならないことに激しい苛立ちと絶望感を感じているというイメージがあります。
なる人とならない人がいるため、周りからは甘えなどと言われることも少なくありませんがその言葉がとてつもなく患者を苦しめます。
自殺率も低くないことから早期に治療を開始しなくてはならない疾患ですが、
高尾はまだ大丈夫だと言って周りに相談できる状態ではないためとても難しい状況にいると思いました。
リエゾン-こどものこころ診療所-77話考察予想
今回の話を読んだ感じ、旦那は家事も子供のことも無関心ではなく、むしろ積極的にしてくれている方に見えました。
しかし妻がおかしいことには気づいていても、どうしてあげたらいいのかまでは分かっていません。
確かに、同じように家事をしていたら逆に自分が悩んでいないことであれば理解は難しいのです。
疲れやすくなっている、不意に涙が出る時点で高尾のうつはかなり進行しています。
たまたま会った市川が何かに気づかなかったかに期待したいです。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【76話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。