こんにちは。
2022年1月13日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【75話】「希死念慮⑥」を読みました。
74話では、
手首を深く切ってしまった優樹菜の元に返って来た母親が、優樹菜に罵声を浴びせていました。
どうせ死ぬことも出来ず構って欲しいだけ、と散々言われた優樹菜がベランダから飛び降りようと動き出した時、間に合った若菜が優樹菜を抱きしめ死んでほしくないと伝えました。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【75話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-75話ネタバレ最新あらすじ
気づけば夜になっていました。
若葉はドアをノックし、優樹菜の部屋に入ります。
まっすぐベッドまで歩き、座ると優樹菜の手の怪我を心配します。
優樹菜は大丈夫と答え、礼を言いました。
2人とも会話はとても静かです。
若菜は母親が酒を飲みに行ったと優樹菜に伝えました。
優樹菜は少し間を開け、返事します。
部屋に沈黙が流れると、優樹菜が突然謝ってきました。
色々と、と言う優樹菜の手首が若菜の目に飛び込みます。
若菜は自分もこれまで悪かったと言うと、どれだけ自分勝手だと思われても優樹菜に死んでほしくないのだと伝えました。
もしも耐えられないほど辛くなった時は話して欲しい、という若菜はずっと優樹菜の隣にいることを約束します。
その晩、志保はベッドで佐山との会話を思い出していました。
佐山は精神科医が命に対して無力だと感じています。一生懸命話してくれたはずの患者が自殺してしまう。
これは志保もいずれ必ず経験することなのです。
絶対に死なせないことは傲慢だと感じるほどに、必ずやってくるのです。
志保は眠れなくなり、勉強を始めました。
一方佐山は千佳のバーで男性と飲んでいました。
男性は1度だけ、佐山にクリニックを止めて実家の病院に戻るように言います。
佐山は嫌だと即答。
すると男性も分かったと言います。
引き際が良すぎるこの男性はさやま記念総合病院の精神科で働く近藤です。
佐山と親しいため伝えるように言われたようですが、伝えることだけが仕事であるため結果はどうでもいいのです。
しかし近藤も精神科医として家族をないがしろにすることは医者の不養生のようなものだと皮肉を言います。
もっと仲良くしていればここまで険悪にならなかったはずだと近藤は言いますが、佐山は何をしても父は自分に期待をしないと答えます。
近藤は父にあるのは期待などではなく、ただの未練だと感じていました。
兄の茂は病院を変えるために必死です。
周りからは佐山クリニックに対抗する必要はないだろうと言われますが、茂は佐山のような良心だけではいずれ潰れると言い、自分の考えを曲げようとしません。
リエゾン-こどものこころ診療所-75話感想
シリーズ「希死念慮」は今回の話で終わりでしたが、少しモヤっとする終わり方でした。
結局母親は娘2人を置いて飲みに行き、ただ娘たちの行動を制限しているだけのように見えます。
若菜が優樹菜に寄り添うようにはなりましたが、そこで解決したことはありません。
病院に連れて行くなり、カウンセラーなり優樹菜の話を聞き、優樹菜という人間を認めてあげることが大事なのです。
後半で自殺の話になってしまったので、このまま優樹菜が死んでしまわないかだけ心配です。
リエゾン-こどものこころ診療所-76話考察予想
次回から新シリーズスタートです。
佐山が近藤から家族の元に戻れと言われましたが拒否したため、この話はまたしばらく止まると思いますが、茂が強引な行動に出て来そうで恐ろしいです。
勝手に進める移転計画。佐山の意見はちゃんと聞き入れてもらえるのでしょうか。
また近藤が言っていた父の感じている未練とは一体何なのでしょう。
患者に時間をかけられないと言っているのは茂だけで、本当は父も佐山のように1人1人に向き合った診療をしたいのでしょうか。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【75話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。